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5本ドキュメンタリーからサステナビリティを学ぶ [2021]

   

地球温暖化や気候変動は、今では私たちの生活に深く関わる問題となっています。サステナビリティについて学び始めたばかりの方も、もっと普及させたいと考えている方も、今回のブログでは、SDGsに関係するドキュメンタリーを5本セレクトしました!

緊急事態宣言から増えたおうちの時間ですが、私たちと一緒にドキュメンタリーを見ながら、環境問題について考えてみましょう!

キス・ザ・グラウンド: 大地が救う地球の未来

まずは気候変動における土壌の役割について、改めて勉強してみませんか?このドキュメンタリーでは再生型農業に焦点を当て、土壌を破壊したり一方的に搾取するのではなく、土壌に栄養を与える方法で家畜の餌を栽培する方法を紹介しています。 以前は、畜産が地球温暖化の原因のひとつと考えられていましたが、実際には産業革命以降のモノカルチャーや農薬の使用、家畜の放牧など、間違った食糧生産の形態が土壌の回復力を破壊していたのです。 ぜひこのドキュメンタリーを通して、土壌の重要性を改めて見つめ直してみましょう。

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地球の限界: “私たちの地球”の科学

このドキュメンタリーは、数々の賞を受賞している制作会社Silverback Filmsによって制作されました。デビッド・アッテンボロー氏がナレーションを担当し、スウェーデンの著名な環境保護主義者であるヨハン・ロックストロムが、観客を発見の旅へと誘います。

映画の核となっているのは、2009年にヨハン・ロックストロムをはじめとする28人の科学者が提唱した「プラネタリーバウンダリー(惑星限界)」理論です。 当時から専門家が警鐘を鳴らしてきましたが、人間はここ数年間何も行動を変えませんでした。実際にドキュメンタリーでは、生物多様性を含む4つの指標を超えてしまったことを指摘しています。 人間が何度も臨界点を越えてしまうのを防ぐために、多くの科学者が解決策を模索しています。このドキュメンタリーを通して再び警鐘を鳴らし、全人類にこの問題を真剣に受け止めるよう呼びかけています。

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る

2020年にNetflixからリリースされたこのドキュメンタリーは、既存イメージのエコドキュメンタリーとは異なる方法で観客にアプローチしています。多くのドキュメンタリー賞を受賞しただけでなく、2021年のアカデミー賞にもノミネートされています。

本ドキュメンタリーの主人公はSea Change Projectの創設者である映像作家のクレイグ・フォスターです。彼が南アフリカのケルプの森に生息するタコと出会い、そのタコを通して自然の神秘や生物・生命への理解を深めていく様子を描いています。一人の男が南アフリカの海藻の森に住むタコと出会い、自然の神秘と生命への理解を取り戻すまでの物語を一緒に追ってみませんか。

ドキュメンタリーの中でクレイはこう言っています。

you are part of the place, not a visitor.

あなたはその場所の一部であり、訪問者ではありません。

自然との関係を改めて考えることで、自然から如何に学び、お互いを尊重していくかを見つめ直すきっかけとなるでしょう。

地球が壊れる前に

『地球が壊れる前に』は、オスカー受賞者のフィッシャー・スティーブンスが監督し、レオナルド・ディカプリオがプロデュースしています。 このドキュメンタリーは気候変動の影響に焦点を当てており、レオナルドは中国やインドなど他の国々が気候変動にどのように対処しているかを知るために、実際に世界各地を訪れています。 また、オバマ米大統領やフランシスコ法王などの世界の指導者をはじめ、気候変動問題に影響を与える一流の科学者や社会活動家などにもインタビューを行っています。 更に彼は被災地に足を運び、気候変動が地球の未来に与える影響の恐ろしさを伝える大切な資料を集めました。

しかしこのドキュメンタリーの目的は、現代社会の状況の深刻さを伝えるだけではなく、問題に対する多くの解決策を提示することにあります。 ここでの物語は科学者が提示するハードデータと、世界のリーダーや社会活動家との会話を巧みに融合させています。そうすることで、ハードな内容がわかりやすく伝わる構成になっているのです。

食品産業に潜む腐敗

『食品産業に潜む腐敗』は、現在第2シーズンを迎えている6部作のドキュメンタリーシリーズです。 一つのエピソードごとに一つの食品に焦点を当て、現在の人間社会における食の問題点や、食品業界の暗部を暴き出しています。

このドラマでは食品の生産過程を俯瞰的に見ることができます。したがって、人間と食品の生産・販売システムとの複雑な関係を考えるきっかけになるかもしれません。 例えば、私たちが目の前の食べ物(リンゴであれ、ミネラルウォーターであれ、チョコレートであれ)を楽しむとき、それはどのようにして、誰を通して私たちのもとに届いているのでしょうか?

持続可能な食の提唱者である著名な作家、アンナ・ラッペは、**「お金を使うたびに、自分の理想とする世界に投票していることになる」**と言っています。

私たちの食生活の背後にあるシステムがどのように機能しているか、一緒に見てみませんか?

最後に

地球温暖化や環境・社会問題は、すでに私たちの未来に深刻な影響を及ぼしています。 この5本のドキュメンタリーを通して、サスティナビリティに疑問をお持ちの方も、賛成の方も、私たちと一緒に持続可能性に向き合っていただければと思います。

「環境、社会、持続可能性への関心を持っているけれど、どのように始めればよいのかわからない……。」そんな場合は、まず自分自身の生活から変えてみるのはどうでしょうか。または仕事で、提案の中に持続可能性のコンセプトを盛り込み、継続的にお客様とコミュニケーションをとるようにすることで、職場にも影響を及ぼすことができます。

もう一つの方法として、持続可能性に関する問題を解決するためのシステム的なアプローチであるSiDを紹介したいと思います。 SiDはオランダを拠点に20年の経験を持つサステナビリティ・コンサルタント会社である Except が開発した、サスティナブル戦略のガイドブックです。ニューロマジックはこのSiDガイドを日本語に翻訳し、無料ダウンロードを提供しています。

SiDのプロセスでは、根本的な問題を特定し、システム的な観点から解決策を発想することができます。ぜひご利用ください!

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